検査部の思い出
検査部というだけあって1週間でいろんな検査をしてもらえる。
血液検査(血算、生化学)
心電図(12誘導、ホルター)
血糖値測定
頚動脈エコー
呼吸機能
尿検査
これを全部人間ドックでやってもらったら30000円ぐらいするんじゃないかな。
もちろん、やってもらって満足するんじゃなくて、実際やってみて興味を持つのが大事。
特に、基準値から外れてたりすると必死になって調べたりするわけで…
検査医の仕事というのは結局よくわからないが、検査の質の管理をする傍ら、自分の研究をしたりしているようだ。検査の結果に対してコメントを付けていたりもするので、放射線科似ている部分も結構あるみたい。
いろんな裏話も聞けた。特に病院経営の話。
大学病院は基本的に赤字。
それにしてもひどい検査の出し方をする医師がいて、3項目か4項目までしか保険が通らない腫瘍マーカーを25種類もいっぺんに出して数万円病院の持ち出しになるという。
同じ血液を取って値を調べる検査でもコストは、片や20円、片や50000円なんてこともあるらしい。
これは極端でも、闇雲に検査をオーダーせず、ある程度まで絞って最後に必要な検査を出す。前から分かってたことだけどそれが実感できた。
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