第二内科の思い出

濃い2週間だった。
最初から最後まで教授の存在感が際立っていた。

名物の先生がいるだけではなくて、もともと守備範囲の広い科でもあるから、どれだけやっても十分ということはなく。特に2週目は忙しかった。

水曜、木曜あたりはあまり寝れなくて、イライラして、無意味に険しい顔になったりして。
それでも終わってみれば教授を2回にわたり半日独占し、内容的にも得難い経験だったと思える。そして2週間の終わりには、今まで同様、何ともいえない名残惜しい気持ちになる。

科全体として、先生方は熱心で、直接お世話になった先生たちもとても親切だった。

2週目の最後、金曜日は名鉄ホテルで講演会、そしてその後の懇親会で、教授が若手の先生に、「このあと学生さんたちを上のラウンジに連れて行ってあげて」と。これには超感激。散々お世話になった上にここまでしていただけるとは。

と、ご馳走になって、そのあと学生で3次会。これがあるから頑張れる。


早くも第二内科が終わってしまった。科の雰囲気には適度な緊張感があって、全体として若手を育てようというのがよく分かる。また教授は、みんなに尊敬されてるんだなと感じた。他の科では、なかなかそうはいかないようで。

先生の言葉を忘れないように、自分用メモ
「やるなら徹底的にやらなきゃ」「すぐお金を使う検査をやろうとする」「誰にでも明らかな所見だけを上げるんじゃなくて、大事な陰性所見もまとめないと」「最近の学生さんには思想が足りない」「夏休みに1度診断学の教科書を読みなさい」「手技や数をこなすのはいつでもできるんだから、最初は考え方を徹底的に教えてもらえるところに行きなさい」「お金が儲かりそうなところとか、楽そうなところとを選ぼうとすると、あてが外れた時がっかりするよ」


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