診断

最近「診断」してもらう機会が2回あった。

PC編
大学入学から使っているパソコンが起動しなくなった。
自分でやってもらちがあかないので思い切って修理に出すことにした。

NECのサービスは思っていたより良く、電話で少し症状を説明しただけで、翌日には運送業者の人が集荷に来る算段となった。
集荷もほとんどお任せで、丁寧に梱包して持って行ってくれた。

その2日後の土曜日には診断が完了しましたという留守電が入っていた。早い。
「LANボードの接触不具合と差込口の破損を確認しました、LANボードを交換して修理代は26250円です」

26250円かーと思ったが、もう少し高い額を覚悟していたのでそのまま払うつもりでいた。

月曜日、返事の電話をかけた。「接触不具合と破損」の関係を聞いてみると特に関係ないとのこと。
パソコンが起動しない原因は接触不具合だったので、破損の修理は必要ないという。「それならLANボードの交換はいいので修理代安くなりませんか」と聞くと、「では接触不良の調整のみですと7350円になります。」

安い!えらい違いだ。言ってみるものだと思った。
逆に、こっちが何も言わなければ不要な修理まで勝手にされてしまうものなのかと思った。


水曜日、電話してちょうど1週間後にPCは帰ってきた。
伝票を見ると症状欄に
「PCが起動しない、インターネットに接続できない」などと書いてある。
こう書いてあれば壊れているLANボードの差込口の破損も修理しようとするのは当たり前だろう。
確かに電話で、インターネットには接続できないと言った。しかし、PCが起動できなければインターネットに接続できないのは当たり前の話である。
自分としてはPCを起動できる状態にしてもらえればよかったのに、行き違いで無用な修理までされそうになってしまったわけだ。

7350円は送料込みの値段で、実質の修理代金は半分以下であろう。
大手PCメーカーならではの破格のサービスだ。



閃輝暗点編

3週間くらい前、1限の講義中に急に目の見え方がおかしくなった。
右目の右のほうがチカチカ光って本の字が読めない。

前にも1度同じ症状があって、目の見え方がおかしくなるなんて尋常ではないと思っていたので、同じ症状が出たらすぐに病院に行こうと思っていた。

すぐに保健管理センターで紹介状を書いてもらって大学病院の眼科を受診した。

症状を説明するとまず先生は「片頭痛の閃輝暗点かもしれませんね。そのあと頭が痛くなったりしませんでしたか?」とたずねた。

まさにそのとおりだ。この前なったときも、テスト前なのに頭が痛くなって寝込んでしまったことがあった。自分がどれだけ心配してあれこれ考えても解決しなかった問題があっという間に解決してしまった。

試験頻出の知識として、若い人+女性+閃輝暗点+頭痛=片頭痛というのがある。
そんな知識もまったく役には立たなかった。



PCの例でも閃輝暗点のの例でも、素人がどれだけ考えても解決できないことがプロに診てもらうことであっという間に解決してしまった。前にも自転車屋のことを記事にしたことがあった。

診断されるのも、診断するのも奥が深いなと思う。自分の身を守るためには、うまく診断してもらわなきゃいけない。そして、今の自分の診断能力はまったくダメ。どれだけテストのために本で勉強しても実際にそれを役に立てるにはまだまだ先は長いんだなと思った。


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